HGUC(1/144)シナンジュスタイン(ナラティブVer)のエングレービングを削り落して強奪前のイメージに近づけてみました。
サイコフレームの配置を独自解釈し、お手製の蓄光塗料で発行します。
袖の削除以外は部分塗装とウェザリングのみのライトフィニッシュです。
【超!個人的評価】
素組難易度 :★★★★☆(HGUCフォーマットなので組み立てやすい)
素組満足度 :★★★☆☆(関節部の成形色がイマイチ。)
強靭性 :★★★☆☆(自立性は問題なし、ただし、ライフルバズーカの保持力は弱い)
袖なし改造 :★★★☆☆(やすり等で削って塗装。削るのには気合と根性が必要かも)
価格・実売 :定価2,860円(税込み)、実売価格2,280(税込み)※私の購入価格です。
【キットの概要】
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パーツ数はHGUCの中では若干多めかなと思います。
関節部分がブラウン系なので好みが分かれるところかなと思います。
機体サイズがシナンジュと同じなので、一般の1/144スケールMSよりは大型ですね。
大型ビームライフルもなかなかかっこいいです。
機動戦士ガンダムUCの登場人物、シャアの再来といわれたネオジオン総帥フルフロンタルが搭乗するMS「シナンジュ」の原型として設定されています。
この期待はRX-0「ユニコーンガンダム」の試作機として開発された機体なので連邦系のスタイル、ガンダムフェイスという特徴を持っています。
キットは映画「機動戦士ガンダムNT」に登場したシナンジュスタインなので、本当の原型機とはデザインが違います。
個人的にシナンジュスタインは余計な飾りが無いほうが好きなので思い切ってエングレービングを削ってみることにしました。
【改造のポイント・袖なし工作】
エングレービングはモールド表現になっていますので削っていきます。
胸元と両袖のパーツです。
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左右のバランスがおかしくならないように気を付けましたが、そこまで時間はかからなかったです。
超硬スクレーパーと240番~2000番のぺーバーで削りました。
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我ながらきれいに削れたなと思います。
ただ、このままではプラ感が強く出てしまっているので瓶入り黒サフ(1500)を塗料として使って筆塗りしました。
HGUCシリーズのキットですが、技術の進化はすごいですね。
初期のキットと比べても合わせ目は出にくくなっています。
しかし、本キットでは致命的なところに合わせ目が出てしまっていました。
ヘルメットの内側を塗装していたのですがそれが染み出してしまいました。
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一旦塗料を削り取りましたが再度接着剤を使った際にまた溶け出してしまい、合わせ目消しを行ったものスジが残ってしまいましたので、たまたま持っていたグレーの瓶入りサフを筆塗りしてごまかしました。
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【仕上げのデカール貼りとウェザリング処理】
デカールは別売りの「ガンダムデカール」RGユニコーンガンダムから流用しています。
デカールを貼ってから墨入れするようにしています。
墨もウェザリングの一部だと思っていて、ロールアウト後に汚れていくならデカールもウェザリングの対象にしないとつじつまが合わない気がしています。
仕上げの墨入れは素体が白系なのでクレオスのウェザリングカラー・フィルターリキッドのシェードブルーを使ってウェザリング処理を行いました。
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最初ににウェザリングカラーのマルチブラックで墨入れした後、シェードブルーを使ってはみ出しても気にせずかぶせた後、後綿棒などでふき取ります。
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墨入れしただけよりもシェードブルーを差したほうがスケール感が出やすい感じがします。
小さなプラモデルに存在感を持たせる工夫の一つですね。
【完成レビューとポージング】
![](https://i0.wp.com/plamo-builders.re-press.com/wp-content/uploads/2021/07/IMG_3582-768x1024.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/plamo-builders.re-press.com/wp-content/uploads/2021/07/IMG_3584-768x1024.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
ビームライフルにバズーカをマウントさせてますのでデカいです!
存在感がなかなかで、腕が支えきれていません。
スラスター類はビルダーズパーツに変更しています。
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下地塗りをクレオスのスーパーアイアンで塗装した後、外側をスーパーゴールド、内側をメッキシルバーで塗装しています。
噴出口のリングはクリアレッドでキャンディ塗装しています。
カサカサ感はウェザリングによるものです。
可動範囲ですが、HGUCとしては広いです。関節も二重間接+αが採用されていてよく曲がります。
関節部分の素材が粘りのあるプラスチックなので保持力はかなり高いほうだと思います。
しかし、バズーカ取付ビームライフルの重さには耐えきれません。
ゆっくりと降りて行ってしまいます。
どんだけ・・・・・。。。。
【完成写真】
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「AE」のデカールは流用です。キットにはついていません。
袖なしにしたので「アナハイム・シナンジュスタイン」にしたくてこだわってみました。
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片手でも数分は保持できます(汗)
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降下中のポーズって結構好きです。
スタインは直線的なデザインですが、ガチャガチャした感じがあるのもかっこいいと思います。
お気に入りの一枚がこれ。
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RGシナンジュと並べてみました。
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![](https://i0.wp.com/plamo-builders.re-press.com/wp-content/uploads/2021/07/IMG_3608-768x1024.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
よーく見ると若干RGシナンジュの方が背が高いようにも見えますが・・・(アンテナは除外・頭頂高のみの比較)
HGUCではあるものの、RGと並べても遜色ないように見えるのは私だけ??
キットとしてはボリュームがあり、気をつけないといけないような細かいパーツもほとんどなくとても作りやすいキットでした。
バンダイのデザイナーさんって、とても作り手に配慮されてるんだなぁと毎度感心しています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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