劇中の「サイコフレームの輝き」をお手軽に表現したいなと思いつつ、いろいろ試行錯誤してたどり着いたのがお手製「蓄光塗料」でした。
皆様の製作のお役に立てばと思います。
難易度:★★☆☆☆(要筆塗り)
コスト:水性クリアー+蓄光パウダー(100均~2,000円前後まで)
これまでサイコフレーム表現ということでいろいろ試してきました。
塗料にラメ入れたり、メタリックでのキャンディ塗装だったり。
蛍光塗料で塗装もしましたが、「自分で発光」してるように見えるにはライティングなど条件が厳しかったり。
そんな中見つけたのが「蓄光パウダー」でした。
ネイルやってる人はご存じかもしれませんね。
100均でも売っていますね。
最所は塗料に混ぜて使ってましたが、塗料の隠ぺい力に負けます。
蛍光塗料でも同じ結果でした。
そこで使ったのが「水性クリアー」
原液のまま混ぜるとちょっと固すぎなので、塗装しやすくなるまで希釈しました。
これにパウダーを混ぜるのですが、蓄光パウダーの粒子は割と大きめなので思量を調整しないと思ったように混ざりません。
かなり多めに入れてます。
筆に取ると「ドロッ」とした感じになります。
パテみたいな感じですね。
これぐらいしてもモールドなどに粒子が流れ込んでしまい、均一な発光にならなくなります。
ではパーツに塗り込んでみます。
現在制作中のRGνガンダムです。
劇中ではグリーンぽい色でしたので、パウダーもグリーンで作っています。
足首の関節部分です。
グレーのモールド部分に流し込みます。
城っぽくなっているところが塗装部分です。
パウダーの色が出てしまう(白色)のは良し悪しですね。
発光させてみます。
どうでしょう?
ちなみに真っ暗にすると、
メタリック系の塗装の上にも塗布できます。
↓塗装前。下地はスーパーアイアンで塗装してます。
↓塗装後。
白っぽくガサガサした感じになります。
これを許容できるかどうかですけどね。
発光させてみるとこんな感じです。
塗り方によりますので、もう少しきれいにはできます。
ただ、サイコフレーム発光は少しムラを出したほうがそれっぽく見えるので程度問題かな。。。
パウダーは100均のものが使えると書きました。
色もグリーン、ブルー、イエロー、レッドは確認できました。
ただ、100均のは粒子が粗目ですね。
私はちょっと高いですが模型用品コーナーで「ルミネスパウダー」を買いました。
こちらの方が粒子が小さく感じますね。
塗布する際に塗装面をペーパーでヤスっておくとその傷の隙間に入って定着しやすいと思います。
発光させるには紫外線が必要です。
ブラックライトがあると便利ですが、普通に買うとお高いです。
私は100均のこれを使っています。
10秒照射でだいたい数分は発光してくれます。
たまに夜中にほんのりと光っているときがあって、不気味な時もありますw
これもまだまだ試行錯誤中ですのでいい方法、改善点ができたらまたご紹介したいと思います。